BRIOの理念は「楽しい子ども時代を」。 これは、どういう意味でしょうか?
BRIOで10年以上のキャリアを持ち、現在はおもちゃの開発・製造部門の責任者を務める、マイケル・ヒューンに聞いてみました。スウェーデン在住の米国人であるマイケルの視点とは世界中の子供たちそれぞれに個性があるということです。
「急速に変化する現代では、特別に聞こえるかもしれませんが、私たちは長期的な持続性と耐久性を重視しています。私たちのおもちゃが耐久性に優れ修理することなく次の世代に受け継がれ、そしてその世代でもまた新鮮で革新的と認識される時、私たちの目標は達成したことになります。」
「世代を超えて、世界中の子どもたちに愛される高品質のおもちゃを作りたいと考えています。これが「楽しい子供時代を」という私たちの理念そのものです。私たちはおもちゃを作りますが、どのように遊ぶかは子どもたちの自由な創造性にゆだねられます。私たちの仕事は、遊び方を抑制することでなく、子どもたちが自由に遊べるように手助けすることです。これが「楽しい子ども時代を」に込められた思いであり、おもちゃ作りの最大のチャレンジでもあります。 BRIOは子どもの成長には遊びが大切であると考えます。」
「BRIOの長期的な価値・使命は、子どもたちが自由に創造性を発揮できるようにすることです。子どもたちが遊びを通じて、成長できる適切な環境を作り出すことです。子どもの数ほど、その方法はあります。私たちは道具を提供しますが、その道具に命を吹き込むのは、子どもたちの創造力です。」
マイケル・ヒューン。BRIO社の開発・事業部長を務め、BRIOが製造する全てのおもちゃの開発・製造部門の総責任者でもあります。マイケルは、おもちゃ作りは仕事というより、自分の生きがいだと言います。「BRIOで働き始めた時は、こんなに長くBRIOで働くことになるとは思っていませんでした。 BRIOに来てから10年以上になります。今私たちがやろうとしていることに、これまで以上にワクワクしています。」